【書評】キンコン西野の最新著書『新世界』を読んでみた
『新世界』-西野亮廣著
ビジネス書なんて…
先に伝えておきたいのだけれど今回の記事は少し長くなる。ような気がする。
ブログをちゃっかり始めた意識高い系こと、私ですが、社会人になるまでビジネス書なんてほとんど読んだことありませんでした。
むしろ「へっ、ビジネス書なんて」と鼻で笑うような嫌なタイプの筆頭だったのです。
今回手にした『新世界』というビジネス本。
この著者であるキンコン西野なんて真っ先に鼻で笑って心の中で馬鹿にして、嫌いでした。(会ったことも話したこともないのにね)
だって意識高い系(笑)の申し子だと思ってたんですもの。
何をやっても炎上するし、発言は反感買うしで「こいつ何カッコつけて生きてんの?」と思うばかりでした。
けれどある日、西野が描いた絵本『えんとつ町のプペル』を読む機会があり、その絵本の綺麗さに、1人の出版物ファンとして見とれてしまいました。
そこから西野に興味を持ち、『革命のファンファーレ』を読みました。
(この本についてもそのうち記事を書ければと考えてます)
そんなこんなで西野の考え方や生き方などに興味を持ち、満を持して登場した『新世界』を楽しみにしていました。
ちなみに芸能人の人たちはあえて呼び捨てで呼ぶのが私のスタイルです。
なんとなく遠い存在であって欲しいんでしょうね(笑)。
お笑い芸人キングコング
ところでキングコングというお笑い芸人コンビを御存じでしょうか?
『はねるのトびら』にメインキャストとして出演していたコンビなこともあり、私と同世代である20代前半の方々ならテレビで一度は見たことがあると思います。
"ギリギリス"や"ほぼ100円ショップ"などのコーナーは、当時テレビと本くらいしか娯楽のなかった中高生の頃の私に取っては毎週の楽しみの一つでした。
もっぱら最近ではテレビではあまり見なくなり、現在では西野が何をしている人間で、梶原は生きているのかと思うくらいの認識ではないでしょうか。
しかし、今このコンビがメチャメチャ熱い!!
本書の著者である西野さんの活動などは後々触れるとして、梶原さんが今凄く熱い。
なぜか。
実は梶原さんはYoutuber『カジサック KAJISAC』として今大人気だからです!!
(奥さん凄く綺麗で個人的にタイプだったんでこの動画にしました)
登録者数も約49万人いらっしゃってYoutubeで大活躍しています!
実際動画も面白く、私の周りの多くの人も動画を楽しんでみている人もいます。
気になった人はチャンネルへ遊びに行ってみてください!
一つ一つの動画のクオリティが高くて、ご自身で編集なされているなら凄い技術だなーと素人ながら感嘆してしまいます。
で、西野は何やってんの?
梶原さんがYoutubeで大活躍をしている一方で、「じゃあ西野はどうなの?」ってなりますよね。
私が書くとうまく伝えられないと思うので、西野さんのブログを貼付けておきます!
常に動き続けている西野さんですので、過去よりも今何をしているのかを見た方が面白いと思うので読んでみてください!
有名なことと言えば絵本描いたりだとかクラウドファンディングで大量のお金集めたりだとかそんなことだと思います。
絵本書いたり講演したり新しいサービス作ったり...とにかく色々やってます!(笑)
『新世界』は西野さんが考える今という時代の生き方が詰まったバイブル
西野さんと梶原さんの話を続けると本書について触れられなくなりそうなので、ここいらで本書について触れていければなと思います。
今回のこの本は前の項目で少しでも西野さんのやっていることに興味が出たりした方は、彼の動向をSNSで追うとより一層楽しめるでしょう!
なぜなら現在進行中の出来事を本にまとめているからです
無関心な人にはおススメできませんが、「こいつきもいなぁ」「うざいなぁ」「嫌いだわぁ」と、無条件で毛嫌いしている人にはぜひブログやらなんやら読んでみてほしい!
好きの反対は無関心とはよく言ったもで、嫌いな人は好きな人に変わる可能性があるからです。(嫌いだったピーマンが大人になると美味しく感じるみたいな感覚でしょうか?違いますかね)
当初私も"アンチ西野"でしたが、西野さんのモノの考え方とかが面白くて、悔しいけど今では「凄いこと考えるなぁ」と感嘆しながらブログなんかを見てます。
本書では主に西野さんが考える『お金』の話をされています。
これだけだと意識高い系(笑)みたいな内容だと思うでしょ?(笑)
けれど読み始めて最初に私が思った感想がこちら。
これ小説やん!!
冒頭を読んだときから小説に似た感覚だったのです。
西野さんの経験が小説のように綴られていて、引き込まれていきます。
熱い思いで『お金』について真剣に向き合い、どのように変化の激しい今という時代の生き方を、説いています。
大切なことは"信用を貯める"事で、貯めた信用をお金に変換していく具体的な方法を詳しく話しています。
近年登場したクラウドファンディングだとかオンラインサロンだとか聞き馴染んできたシステムについても語り口調でわかりやすく書かれていて、気になるけど取っ付きにくかった人になんかオススメの本になってます!
ちなみにクラウドファンディングは自分で企画を起こさなくても、今どんな企画が立ち上がっているのかを見てるだけでも面白いです!!
お金もかかりませんし!!
本業に行かせるアイディアが見つかるかもしれませんしオススメです!
(文章でプレゼンする方法が勉強できたりする気がします)
そして憎いのが装丁の裏の仕掛けです。
映画のエンドロールの最後にもうワンシーンあり感じの仕掛けが施されてます!
こればっかりは実際手にして読み終わった後にめくった方が感動倍増になるので買って読んでで体験してみてください!
(記事の最初と最後に購入リンク貼付けてあります)
西野さんが作ろうとしている『新世界』
基本的には"貯めた信用をお金に変える方法論"的なことが軸で進んでいきますが、表題にもなっている最終章の『新世界』は、西野さんの考える新世界が大変興味深く、考え方が腑に落ちて、実現したら素晴らしいなぁと思うモノでした。
「貯金した信用を利用して地図を作る」
という世界です。
凄く素敵だと思いませんか?
しっかり努力していればきっと報われる世界を作ろうとしているのです。
この本を書かれてからしばらくの月日が経過しているので、私が知らないだけで、もしかするともう実現しているかもしれません。
地方で集客に悩んでいる小売店も、廃れかけている商店街もこの仕組みを利用すれば救われるかもしれません。
この章を読んだ時、リアルタイムで成長していく地図のような気がして楽しくなりました。
どのように世の中で組み込まれていくのかが気になります。
読んでみたらわかります。ワクワクします。
おわりに
この記事を書いてて悔しいのが彼に対しての前半の呼称と中後半の呼称が変わってしまったところにある。
お笑い芸人”キンコン西野”からカテゴリーに捕われない”西野さん”になったのです。
つまり行動を見習いたい尊敬できる1人になってしまったのである。
西野さんの言っていることが全て正しい訳ではないだろうし、この本を読んだうえでやっぱり嫌いだってなるひともたくさんいると思う。
けれど、1,500円でこれだけ今世間を騒がしている現象について”優しく詳しく厳しく”話してくれる一冊もない気がする。
絶対に勝手損はない。
「でもビジネス書だから結局”今すぐ行動に移せ”みたいなことなんでしょ?」
と、嫌悪感をお持ちのみなさん。
安心してください。
その通りです!!(笑)
けれど、こんな風にも言ってます。
「今が死ぬほど辛ければまず逃げろ」と。
そこから考え直せば良いと。
...きっと西野さんヤリチンです。
この方法で女の子を口説き落として何人とも情事をかわしてきたのでしょう。
疲れてるときにこんなこと言われたら確実にグッとくるでしょう。
逃げても良いんです。
そこからまた考えましょう。
それで良いんです。
最後になりますが、いつの日か「こいつがブログに書く本は面白いし、これだけしっかり紹介してくれるなら興味持ったらここで本買おう!」と言われるようにこれからも自分のペースで記事を書いていけたらなぁと読了した今、改めて思いました。
笑われても裏でなんか言われててもせめて意識くらいは高く生きていきたいわ。
タダなんだし。
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【古書絵本】『729 PUZZLE PEOPLE』
『729 PUZZLE PEOPLE』
-Helen Oxenbury著
本屋さんにはたくさんの出会いが待っている。
新刊書店では話題書であったり読んだことのないベストセラーが。
古書店では普段生活していて目に入ってこないような本達が。
どちらも好きだけど、今回出会った『729 PUZZLE PEOPLE』は高円寺の古本屋さんで出会いました。
最初は一緒に出掛けていたKさんが見つけたのだけれど、パラパラとめくっているうちに手放せなくなり、そのままレジへと持参して我が家へ招き入れました!
ようこそ我が家へ!!
この本は今まで紹介してきた本達と違って着せ替え要素のある絵本です。
(今後は定期的に絵本も収集したいと思っているんです)
小説やエッセイなどと違って純粋に絵や本に施されている仕掛けを楽しむことができるのが絵本の魅力だなーなんて思ってます。
本て聞くだけで少し嫌悪感や距離を取ってしまう人もいるかと思いますが、少し文章のある絵本から読書を初めてみるのも良いかもしれませんね!!
ついつい読書をするときは身構えてページを開くのですが、何の気負いもなくいろいろ組み替えて遊んでます(笑)
遊び要素があって楽しそうでしょ?
スタンダードなオシャレ学生だったりとか
ムキムキ変態紳士とか
破廉恥ゴリラ顔おじさんだとか
いろんな組み合わせができて楽しいです!!
何も考えなくていいんで、家で暇なときにパラパラとめくって手持ち無沙汰を解消できるのにも役立ちます。
ぼんやりしたい時なんかオススメです。
(手元に本がなくても体重95kgの男が家で独り、この本をパラパラしている姿を想像するだけでも少しはおかしな気分になるでしょう)
気楽にパラパラめくれる楽しみ
読書となると少し身構えたりする。
「よし!読むぞ!」っと気持ちをスッと整えたりしちゃう。
けれどもこの本にはそんな気概がない。
酒を飲みながらパラパラと。
何も考えたくない時にパラパラと。
そんな感じでなにも考えずにパラパラできるのがこういった絵本の楽しみの一つだ。
自分で楽しむことも魅力的だが、手元に置いておく楽しみもある。
自分に子供ができたとき、手に取って楽しんでもらう。
孫ができた時も然り。
そのまた先も。
本がモノとして残る限り、ずーーっと誰かの手元に生き続ける。
そんなことに思いを馳せてお酒を飲むのも悪くない。
なんてキザな文章でダンディさを演出したところで今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
少し本に抵抗がある方も、装丁がカワイイのでインテリアとしてもお勧めです!
ぜひ自分のお気に入りの一冊を見つけてみてください!
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【書評】『強運の持ち主』
『強運の持ち主』
-瀬尾まいこ著
毎朝欠かさず見る番組があります。
「めざましテレビ」なるものです。
月曜〜金曜のフジテレビにて朝の5時頃から8時頃までやってるあれです。
朝の番組に特にこだわりはないのだけれど、朝起きると一緒に住んでる人がめざましテレビをつけているのでついつい見ちゃう。
「今日のわんこ」とか動物苦手だけど見ちゃう。
なんだろうね、あれ。
寝ぼけ眼でボケーッとアホづらしながら可愛いわんこみちゃうんですよ。
95kgの23歳会社員が。
まぁでもオリーブオイルを大量にぶっかける料理を披露してたり、突然アイドルグループの元メンバーとと呼ばれちゃう人がやってた番組なんかを朝から見るよりはすっきりした気持ちで仕事に行けている気がします。
(決して嫌いな訳ではないですからね。Z○P派のみなさんごめんなさい)
私が「今日のわんこ」と同じ様に楽しみにしているコーナーがあります。
何だと思います?
「めざましジャンケン」ですか?
いいえ、違います。
僕がテレビに向かって拳を掲げジャンケンをする時は日曜夜7時に登場するイカしたヘアースタイルで磯の香りをまとった女性と決めているのです。
答えはそう、「めざまし占い」です!
毎朝大体「めざまし占い」を見てから会社に向かいます。
(案外優雅に出勤しているのです)
占いの結果に関してはほとんど気にかけないのですが、今日最も良い運勢に選ばれると少し気分良く出勤できます。
単純な生き物なんです、私ってのは。
(ちなみに私は水瓶座なのですが、最下位の確率が多い気がします。統計取ってる人がいたら何回最下位になっているのかこっそり教えてください)
まぁ占いの内容が当たろうが当たらまいが全く気にして無いんですけどね。
ダラダラと朝番組の話をしたのは、今回紹介する『強運の持ち主』という本も占いをテーマにした小説だからです。
この本はOLから転職した女性占い師が主人公のオムニバス的短編集になっています。
元営業ウーマンの女性が占い師に弟子入りして修行。
その後独立して大型ショッピングモールの一角で店を構え、そこで起きる様々なことが短編になって描かれています。
そんな本書はどんな本なのか。
つらつらと書いて参りたいと思います。
「もうひと押し!」をくれる本
どんな本かって言われると難しいんだけど、こんな言葉が適切なように感じました!
「もうひと押し!」をくれる本。
ただ読者がひと押しされると言う感覚とはまた少し違うかもしれません。
というのも、各短編の登場人物達こそが占いを通してひと押しされているからです。
なんというか励まされ一歩進んでいく彼達・彼女達が読者に元気を与えてくれるような感覚が僕自身読んでてありました。
主人公は元々営業職をしていたこともあり、様々なことを憶えるのも得意で、人間観察も身に付いており、少し話せばお客さんがどのようなタイプなのかわかってしまうのです。
なので、真面目に本を使って売らないはしません。
どちらかと言うとお悩み相談室に近い形で占いをしています。
それでも繁盛しているのは彼女は絶対にポジティブなことしか言わないからです。
結局我々は自分のことを「もうひと押し!」してくれる言葉が欲しい物なんでしょう。
面接がうまく行くか悩んでいるひとに、「あなたのうまれた星の運勢は今日人との関わりがうまく行く日です。面接うまく行くでしょう」なんて言われたら嘘でもうまいこといきそうですよね。
結局悩んだときは目に見えない何かにすがりたいんでしょうね。
どんなに本当のことであってもそのまま伝えることで相手が喜ぶとは限りません。
言わなくて良いこともたくさんあるでしょう。
けれども、例え望んだ結果がでないとわかっていても言葉で相手の背中を押してあげることはできます。
みんながみんな占い師にならなくても良いけど、悩んでいる人たちを一歩前に進ませてあげられるような言葉をかけられるような人間になれたらなぁなんて読了した今、ふと思いました。
何か悩みがある人、気楽に占ってもらいにいってみてはいかがでしょうか?
きっと良いことありますよ。
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【書評】『不思議の国のアリス』を23歳の今、読んでみた
-キャロルルイス著
-高山宏訳
-佐々木マキ絵
不思議の国のアリスはディズニーが原作だと思っていた。
童謡の類だとは思ってもみなかった。
...訳ではないけどなんとなくそれくらいの勢いでディズニーのモノだと信じていた。
あまりにもアニメや映画の雰囲気が好きで、今まで文章のアリスに触れてこなかったのもその理由の一つである。
特に"アリスインワンダーランド"はティムバートン監督独特の感じとあいまって、公開当時に2回映画館に足を運んだ。
目の保養になる映像の綺麗さと、現実を忘れるような世界観がドツボで23歳の今でも大好きな作品の一つだ。
予告映像を見るたびにジョニーデップ演じるマッドハッター(帽子屋)がとても狂気じみていて最高だったことを今でも思い出します。
ハートの女王の愛くるしい頭の大きさや、トランプ兵たちのくせになるカッコよさ、二子の可愛さに、チェシャ猫の不気味な雰囲気、そして何より勇敢で不思議ちゃんでかわいさ爆発しているアリス。
もう全てが最&高の一作だと個人的に激押しです!!
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児童書とは思えない狂い様
映画を見てみて、今回本を手に取って読んでみて、共通して言えるのがとにかく登場人物が狂ってる(笑)
特に調理してるおばさんとハートの女王はおかしい。
この人と
この人ね
調理のおばちゃんは皿は子供に投げるし胡椒はかけまくるしもう最悪。
女王様は何でも打ち首で処刑が大好き。
…本当に児童書かよ!!?!
と、開いた口が塞がらないのです。
ストーリーの進行具合も映画verだと映像でカバーされていますが、文章だと突然展開が変わったりして大変読みずらかったです。狂ってます。
読了した今だと、「アリスの夢の中だからハチャメチャなんだな」となんとなく理解できますが、読んでる途中では何度か挫折しかけました。
この本の対象年齢が小学生とかなら私は読解力をお母さんのおなかの中に戻って鍛え直さなければならないなと思いました。
そうは言いながら要所要所に出てくる挿絵はとても可愛くて大好きです。
個人的にはアリスよりもこの憎たらしいウサギが好きでしたね。
初めてのアリス
23歳の今、初めて読んだ『不思議の国のアリス』は、ウィードをガンガンキメてウィスキーをストレートで5~6杯飲んだ後、踊りながら書いたような作品だと感じました(笑)
トチ狂ってる世界観がたまらなかったですが、個人的には映像のアリスの方が好みでした。
ただ海外作品に関しては翻訳者の方によって受ける印象はだいぶ異なると思ってますので、時間があるときにでも英語版を読んでみたいなーと思ってます。
いつか子供ができたら寝る前に一話ずつ読んであげたりするのもいいかなーなんて考えながら今回はこの辺で締めたいと思います。
最後に可愛いアリスの写真で終わります!
(ほらね、目がラリってるでしょ?)
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【書評】『なんとか生きてますッ』
『なんとか生きてますッ』
-大宮エリー著
「犬も歩けば棒にあたる」ということわざがあるが、以前は"物事をしようとしている者は思いがけない災難にあうものだ"という例えの意味でしかなかったが、現在では"思いがけない幸運にあうこと"の例えにも用いられるらしい。
正直私は後者の意味しか知らなかったです。
何か行動に移せばどんな形であれいい出会いや何かポジティブな結果が舞い込んでくるって意味で普段使ってました。
ある意味スーパーポジティブ野郎ってことですね。うん、そうしておきましょう。
(普段の気持ちは前者のようなネガティブな気持ちの方が勝ってるんですけどね)
余談ですがこのブログを始めたのも、何かいいこと起きないかな~くらいの気持ちで棒にあたりに行きました。
実際皆さんから「ブログ読んでるよ!」と言われると棒にあたった気分です。
(みなさんいつも読んでくれてありがとうございます)
ところで皆さんの周りに良いも悪いも含めて歩けば棒にあたっちゃう人っていらっしゃいませんか?
その人が動くと必ず何かしらのエピソードを生んじゃう人。
そんな人たちをカッコいい名前を付けて、レジェンドメーカーなんて私は呼んだりしてます(笑)
ちなみに私の周りには酒にまつわるレジェンドメーカーが集まってます。
やはり類は友を呼ぶのでしょうかね。
(酒癖を知ってる関係者各位。スイマセン。気を付けます)
レジェンドメーカー達って、生活の中で我々にエンタメを提供してくれてると思うんですよ。
だってね、
「なーんでこんなところでこんなことが起こるの!!?!」
みたいなことが頻繁に起こるじゃないですか、そういう人たちって。
軽く嫉妬さえしますよね。
はぁ羨ましい。
生きてるだけで楽しいエピソード生まれるなんて。
羨ましっ!!
そんなレジェンドメーカーの中でも最たる人が『なんとか生きてますッ!』の著者である"大宮エリー"さんです!
もちろんお会いしたことはありませんが、エッセイを読んだ感想として最強のレジェンドメーカーだと思ってます。
経歴もとてもユニークな方です!
よかったらプロフィールを読んでください!
大宮エリーさんのエッセイはとても破天荒な内容なので、彼女の経歴を頭に入れてから読むと、さらに楽しめると思います!
元々汐留にある大手広告代理店に入社したエリーさん。
会社員時代はCM作りをされておりました。
これがエリーさんが作ったCM。
とてもセンセーショナルな内容です。
「お話はこれからなのに!」のパンチラインは、心で覚えておきたいコピーになってます。
ちなみに私はこのCMが生きてきた中で一番好きです。
こんなに素敵なCMを作るエリーさんの私生活がこんなにも賑やかでハプニング続出のドタバタ生活なんて誰が想像できるでしょうか。
そんな日々のエピソードを纏めたエッセイ集が『なんとか生きてますッ!』です!
なんとか生きてますッ!
ホント抱腹絶倒の日々を過ごしているエリーさん。
あとがきに書かれているんですけど、元気のない友人や病気がちの家族にこの本をプレゼントする方も多いみたいです。
気持ちが落ち込んでる人には心の薬になるみたい。
良薬口に苦しと言ったもんですが、エリーの日常笑顔なりけりと言ったところでしょうか。
ちなみに私がめちゃめちゃ笑ったのはこの3本!!
①断食シリーズ
②東京タワーになる
③偏ったグルメ
大宮さんらしさ全開の愛おしさ爆発で、自然と笑顔になりました(笑)
ぜひ購入して読んでみてください!クスクスしちゃいますから!
タイトルからどんな話か想像するのも読書の醍醐味かなーなんて思ったりもしますんでどんな内容かの説明は省いときます。
どの話も本当に面白くて愉快なモノばかりです!!
それに加えてエピソードに登場してくるのも超有名な芸能人ばかりなのが、エリーさんの人望の厚さを伺えます。
物語を読むのが苦手な人でもテンポよく読み進められて、爆笑必須のエッセイです!
電車の中で読まないことをお勧めします!
家で一人で読んでください!
キモがられます!!
なんでも良いから笑いたいなんて人、必読です!
合間合間で読める短いエッセイ集ですので読書初心者の方にも最適ですよ♩
なんとか生きてる皆様、これ読んで毎日頑張りましょ
↓リンクから本書を購入して頂けます!是非読んでみてください!
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